電子レンジで簡単に作れる、柏餅の作り方。翌日でも固くならないレシピをご紹介します。
柏の葉っぱで包んだお餅は、とっても良い香り!
お子さんの成長や子孫繁栄を祈る意味がある柏餅。柏餅がお好きな方はもちろん、こどもの日・端午の節句にどうぞ。
電子レンジで簡単かしわ餅の作り方・レシピ
電子レンジでチンしてお餅をつく、お手軽な柏餅の作り方をご紹介します。
蒸し器なしで作れる簡単レシピです。
柏餅のあんこは、3種類
柏餅に使われる主なあんこは、こしあん・つぶあん・味噌あんの3つ。
味噌あんの柏餅が食べられる地域は関東で、関西ではほとんど見かけることはありません。
どれが正解ということはないので、ぜひお好きなあんこで作ってみてくださいね。
ちなみに私は、柏餅ならこしあんが好きです!
柏餅の材料
柏餅には色んなレシピがあり、上新粉、白玉粉、米粉、団子粉、もち米など、材料も様々。
今回は、上新粉と白玉粉を使います。
白玉粉も加えることで、時間が経っても固くならず、やわらかなもちもち感が続きますよ。
材料(6個分)
- 上新粉 150g
- 白玉粉 30g
- 砂糖 20g
- お湯 180cc
- 柏の葉 6枚
- あんこ 150g
今回はこしあんを使います
準備
柏の葉っぱを軽く洗っておく
柏餅に使う葉っぱは、製菓用の下処理をされたものを使うのが便利。
生の葉っぱを茹でてあくぬきしてあるので、軽く水で洗うだけで使えます。水で洗ったら、水気を軽くふいておきます。水洗いではなく、濡れたふきんで拭くだけでも大丈夫です。
葉っぱが乾燥しないように、固く絞ったふきんかキッチンペーパーをかぶせておきます。
あんこを丸める
あんこを1個ずつ丸めておきます。
柏餅1個あたり、25gずつ。これ以上でもあんこたっぷりで美味しいですが、あんこが大きい分お餅で包みにくくなります。今回は、包みやすい分量にしています。
柏餅の作り方
柏餅の作り方は、レンジでチンして、つく(こねる)のを2回繰り返して、あとはあんこを包むだけ。
早速手順をみていきましょう!
step
1ボウルに粉類を合わせる
電子レンジ対応のボウルに、上新粉と白玉粉、砂糖を入れて混ぜます。
step
2お湯を加えてよく混ぜる
粉をあわせたボウルにお湯を加え、ダマがなくなるまで混ぜます。
step
3電子レンジでチン(1回目)
ラップをかけて、電子レンジでチンします。600Wで2分が目安です。
step
4取り出してよくつく
ボウルを取り出して、すりこぎやめん棒を使ってつくようにして混ぜます。
やけどに注意して、握りこぶしでグーパンチするようについてもOK。
水をつけながらつくと、ひっつきにくくなりますが、水を加えすぎると柔らかすぎる柏餅になってしまいます。
step
5電子レンジでチン(2回目)
ラップをかけて、もう一度電子レンジにかけます。600Wで2分〜3分が目安です
step
6取り出してよくつく
ふたたび、つくようにして混ぜます。
step
7氷水にくぐらせる
別のボウルに氷水を用意して、軽くまとめたお餅を氷水にくぐらせます。
こうすることで、お餅にツヤがでます。
step
8ボウルに戻してこねる
ボウルに戻して、さらに手でこねるようにお餅をまとめていきます。この頃には
これで最後のこね作業です。ちょっと手が疲れますが、もうひとふんばり!
step
96分割する
まだお餅が熱い場合は、お餅をひとつにまとめて粗熱を取ってから、6等分に分割します。切り分けるナイフなども、水をつけて切るとひっつきません。
ひとつずつ丸めておきます。
step
10あんこを包む
お餅を手のひらで平らに潰して、あんこを手前に乗せます。
向こう側から手前に向かってお餅をたたんだら、綴じ目がひっつくように優しく押さえます。
柏餅のいろんな包み方
柏餅のあんこの包み方には、いろんな形があります。お好きな包み方でどうぞ。
- お餅を折りたたむだけであんこが見えるように包む
- お餅をしっかりと閉じて、閉じ目のわからない楕円形に成形する
- お餅を優しく閉じて、閉じ目のわかるハマグリ形に成形する(今回の包み方です)
step
11柏葉で包んだら、できあがり!
柏の葉っぱを、オモテを上にして手のひらに乗せます。
葉っぱの手前半分にお餅をのせて、向こう側から手前に向かって葉っぱを巻きます。
はい、できあがり!
柏餅の葉っぱの裏表
柏餅では、葉っぱのオモテ側にお餅を乗せ、ざらっとしている裏面が外側にくるように巻きます。
柏餅の作り方を動画で見る
柏餅の保存方法
柏餅は常温で保存する
柏餅は、常温で保存できます。
こどもの日の5月上旬の気温であれば常温で保存できますが、室温がとくべつ高い場合は冷蔵庫で保存するほうが安心です。
ただし冷蔵庫で冷やすと、柏餅が固くなり、ボソボソとした食感になってしまいます。食べるときに少しだけ電子レンジで温めてあげるのをおすすめします。
白玉粉を使うと固くなりにくい
今回のレシピは、白玉粉を使うことで、上新粉だけで作った柏餅よりも固くなりにくいようにしています。
とはいえ、やっぱり冷蔵庫では食感が変わってしまいますので、作ったらその日のうちに食べるのが美味しくいただけます。
柏餅の葉っぱは食べる?食べない?
柏餅の食べ方で迷う方もいらっしゃいますが、柏餅の葉っぱは食べないのが一般的です。
桜餅の葉っぱは薄くてやわらかく食べれますが、かしわ餅の葉っぱは固くて食べれません。包んでいる葉っぱをめくるようにして食べてくださいね。
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チンして、ついて、あんこを包むだけというとっても簡単な工程で作れる柏餅。
お餅をつく工程だけちょっぴり大変ですが、もちっとした手作り柏餅は絶品です!ぜひ楽しみながら作ってみてはいかがでしょうか。