パナソニックのホームベーカリーを使って餅つきをしました。
ホームベーカリーのスイッチONだけでつるんとしたお餅ができて感動!
杵と臼でせっせとつくお餅は言うまでもなく最高のお味ですが、ホームベーカリーでも負けないくらい美味しいお餅がつけます。
普段、パン作りで愛用してきたパナソニックのホームベーカリーですが、お餅つきでさらに好きになりました。
ここでは、パナソニックのホームベーカリーでの餅つきレシピとレビューをご紹介します。
パナソニックのホームベーカリーをすでにお持ちで、餅つきのレシピを知りたい方、
そしてこれからホームベーカリーを購入てお餅をついてみようかと検討している方へ、参考にしていただければと思います。
それでは実際に、パナソニックのホームベーカリーでの餅つきの手順をご覧ください。
パナソニックのホームベーカリーの機種
パナソニックのホームベーカリーにはいくつかシリーズがあり、ほとんどのホームベーカリーに餅の自動メニューが搭載されています。
今回のもちつきで使ったのはSD-MDX100。
現在はSD-MDX102が最新機種ですが、もち機能については大きな変化はないので、これからご紹介するレシピを十分参考にしていただけます。
もち機能付きのパナソニックホームベーカリーSD-MDX、SD-MT、SD-BMTいずれも、分量だけでなく工程も共通です。
めん・もち羽根
パナソニックのホームベーカリーには、麺と餅を作る専用羽根が付属しています。
手前がめん・もち羽根。奥がパン生地などで使う通常の羽根です。
形状は機種によっても異なります。
このもち専用羽根のおかげで、ムラなくつるんとしたお餅がつけます。
パナソニックのホームベーカリーでお餅の作り方
材料(パナソニック公式の分量)
もち米2合分 | もち米3合分 | |
もち米 | 280g | 420g |
水 | 180g | 260g |
水の量のコツ
もち米にもよりますが、公式の分量では固めのお餅がつきあがりました。こんもりした鏡餅をつくるならちょうど良い硬さ。
あんこ餅やきなこもちにするなら、もう少し柔らかめが良いですね。
柔らかめのお餅をつくときは、公式の水の量に20g足してください。
作り方の手順
- もち米をよく洗い、水を切る
- パンケースにセットして、もちメニューでスタート
- 蓋をあけ、そのままこねる(つく)
- ホームベーカリーからパンケースをすぐに取り出す
- パンケースから餅を取り出す
- お餅をちぎる・丸める
1.もち米をよく洗い、水を切る
もち米を水が透明になるまで洗い、ザルにあげて30分水を切ります。
2.パンケースにセットして、もちメニューでスタート
パンケースに「めん・もち羽根」を取り付けます。
水気を切ったもち米と、水を入れたら、もちメニューを選択してスタートボタンを押します。
パナソニックのもちメニューは、まず50分間連続で動作します。
室温18度くらいで表示されるのは50分でしたが、室温が低いと55分と表示されることがあります。
もちメニューでスタートした直後は、ときどき羽根が回る音がしますが、静かに蒸してくれているもよう。
後半になってくると、ときおり蒸気も出てきて、お餅の良い香りがほんのりただよってきます。
3.蓋をあけて、ふたをあけたままこねる
約50分後、ピッピッと鳴ったら、すぐにホームベーカリーの蓋を開けます。
スタートボタンを押し、ふたを開けたまま10分間こねます(つきます)。
ふたを開けてからは、ホームベーカリーを乗せているテーブルも揺れるほど力強い運転が続きます。
こねる音や開けた蓋が揺れる音もそれなりにしますが、弾力のあるお餅をこねるんですから、当然といえば当然ですね。
ホームベーカリー本体の安定感はそれなりにあるので、テーブルの端のほうに置いていても問題ありませんでした。
4.パンケースをすぐに取り出す
もちメニューの動作が完了したら、すぐにパンケースを取り出して、そのまま5分から10分冷まします。
このとき、個人的にはそこまで長い時間冷ます必要はないかと感じました。
臼と杵でお餅をつくときも、つきおわったらすぐに作業台へ移し、ちぎる作業もスピードが物をいいます。冷えると成形も難しくなりますしね。
私は今回ひとまず3分ほど待ってみたのですが、どんどんお餅の表面が乾いてくるので、5分と待たずに取り出してちぎって丸めることにしました。
パンケースを取り出して3分ほど冷ませば、すでにパンケースとお餅は素手で触れる程度の温度。でも、やけどにはご注意くださいね。
5.パンケースから餅を取り出す
パンケースからお餅を取り出します。作業台に餅とり粉をたっぷり振っておき、その上に取り出しましょう。
手に水をたっぷりつけ、端からはがすようにすると上手に取り出しやすいですよ。
お餅を取り出したら、パンケースや羽根はすぐにぬるま湯につけておきます。
6.お餅をちぎる・丸める
お餅をちぎって丸めていきます。
きな粉餅や醤油につけたりしてすぐに食べる分は、手に水をつけてちぎります。直接お皿に乗せるとくっついてしまうので、きな粉などが入った器にそのままちぎって入れてしまいましょう。
あんこを包んであんこ餅にしたり、丸餅、鏡もちなどにして保存する分は、餅とり粉をつけてちぎっていきます。
はい、ホームベーカリーで美味しいお餅の出来上がり!
つきたてのお餅を味わってください。
ホームベーカリーで餅つきしたあとはすぐに後片付け
パンケースやお皿についたお餅は、冷えて固まってしまうと取り除くのが大変。
お餅を取り出したあと、パンケースと羽根をお湯につけておきましたが、羽根の筒状の穴にはやはりお餅が残りがちです。
筒状の部分にお餅が固まってしまったら、次回羽根がちゃんとはまらないなんてことにもなりかねません。
ブラシやつまようじを使って丁寧に取り除いておきましょう。
普段、パン生地をこねるときにも羽根の隙間に残った生地が取りにくいので、スティック状の小さめブラシがあると良いですね。
パナソニックのホームベーカリーでのお餅の評価
パナソニックのホームベーカリーでついたお餅の評価ですが、とっても満足の仕上がり!つやつやつるんっとしたお餅ができました。
やはり付属のめん・もち羽根を使ってつくという点が良いのか、もち米の芯が残っていたり、つきあがりにムラが・・なんてことは一切ありません。
今回の仕上がりで唯一気になるのはお餅の硬さ。ご紹介した公式レシピの分量どおりの水の量で作ると、少し固めのお餅になりました。ただ、これはもち米の種類やお好みにもよるものですので、水の量で調整が可能です。次回は水の量を20g増やして、やわらかめにしてみようと思います。
パナソニックのホームベーカリーでのお餅つきにかかる時間は1時間ほど。
年末やお正月のゴロゴロしたいとき・・いえ、忙しいときでも気軽に作れます。
正直、ホームベーカリーを選ぶとき、餅つき機能はなくても良いかと考えていたのですが、やっぱりパンだけではなくてお餅つきにも活躍してくれるのは良いですね。パナソニックのホームベーカリーを選んで大正解でした。
すでパナソニックのホームベーカリーをお持ちの方は、ご紹介した公式の分量と作り方のコツが参考になりましたら幸いです。
これからホームベーカリーを検討している方は、パナソニックのホームベーカリー、おすすめですよ。
少しでも参考になったよ!という方は、応援お願いします!