ミートプレス(肉おさえ)があると、お店のような味がおうちで味わえます!しかも、料理が楽になります。
でも実際、一般の家庭では、ミートプレスが無くても毎日のご飯は作れるので、本当に必要なのか悩みますよね。
「毎日使うものでもないし、なくても良いか・・・」
と私も思っていたのですが、魔が差して(失礼)キッチンに迎えることになり、はや1年半。
・・・ミートプレス、めっちゃ良いです。買ってよかった。
今日は、ミートプレスが気になっている方に、おいしい使い方や、お手入れ方法、おすすめのミートプレスもご紹介します。
ミートプレスのおいしい使い方
ミートプレスとは、つまり「肉おさえ」です。
フライパンや網で食材を焼くとき、食材の上に乗せて重しのようにして使います。
ミートプレスという名前ですが、お肉以外にも色々な料理に使えますよ。
ミートプレスで美味しくなる料理
- 肉(鶏肉、豚肉、牛肉のステーキ、ソテーなど)
- ベーコン
- 魚(ムニエルなど)
- ホットサンド
- チヂミ
- 野菜 など
ミートプレスでお肉を焼く
ミートプレスが最も活躍するのは、やっぱりお肉を焼くとき!
通常、お肉をフライパンで焼くと、縮んで反ったり、反った部分が加熱されずムラができてしまいます。
ですが、ミートプレスをお肉の上に乗せて焼くと、反らずにまっすぐ焼けて、均等に熱が加わります。
チキンステーキは鶏皮がパリッと香ばしく、そして見た目もお店のような仕上がりになりますよ。はじめて食卓に出したときには、家族がザワつきました。
とくに反りやすい鶏肉や豚肉をよく料理するご家庭におすすめ。
魚の皮目も香ばしく
白身魚のムニエルや、鮭の切り身も、皮目がしっかりフライパンに当たることでパリッとします。
魚の身が潰れるほど重くはないので、安心して魚料理にも使えますよ。
ミートプレスがあれば、ホットサンドも
ホットサンドメーカーがご自宅になくても、ミートプレスとフライパンを使えばホットサンドができます。
ミートプレスをパンの上に乗せて、ときどきひっくり返しながら、こんがりとするまで焼くだけ。ただし具材をぎゅうぎゅうに詰め込みたい場合はミートプレスが傾いてしまうので、やはり専用のホットサンドメーカーのほうが良さそうです。
チヂミ
ミートプレスは、チヂミなどの押し付けながら焼く料理にも便利に使えます。
焼いている途中、通常はヘラなどで押し付ける手間がありますが、その代わりにミートプレスをポンと乗せておけばOK。
置きっぱなしでOKだから手が空く
ミートプレスがあれば、食材をヘラで押さえたり、フライパンの前につきっきりにならなくて良いので、楽になります。
他の料理をもう1品作ったり、洗い物をする余裕ができますよ。
貝印のミートプレスの使い心地
いろんなメーカーからミートプレスが発売されています。
重さ、素材、価格、お手入れの簡単さなど、色々比較した結果、選んだのは貝印のミートプレス。わが家では大正解のチョイスでした。
「どれを選べば良いのかよくわからん!」という方の参考になったらなぁと思いますので、簡単にレビューをさせていただきます。
適度な重さ
肉の反り返りを防ぐためには、重さが重要。あたり前ですが、重量が軽すぎるとミートプレスの意味がありません。
一方で、重すぎると一般家庭では扱いづらく、結局使わなくなってしまうことも。
貝印のミートプレスは1.1kg。ミートプレス自体の重さだけでお肉をの反りをしっかり抑え込んで、片手でサッと扱えるちょうど良い重さです。
お手入れが楽
ほとんどのミートプレスは金属でできています。つまり錆びやすく、お手入れが心配。
貝印のミートプレスの素材も鉄ですが、表面にシリコンコーティングがされているので錆びにくいんです。
目で見るとザラザラとした凹凸がありますが、表面はツルリとしています。錆びにくいだけではなく、食材がくっつきにくいというメリットもありますよ。
▲食材がくっついても、スポンジで簡単に洗い流せます
お手入れ・洗い方
貝印のミートプレスの場合、使い終わったあとは、普通の食器と同じように食器用洗剤とスポンジで洗い、水気を拭き取ってから収納します。
絶対に錆びないわけではありませんが、使用後に油を塗ったり、特別なお手入れは基本的に必要ありません。
つまみは小さめ
ミートプレスには、大きな持ち手(取っ手)が付いたものもあります。
▲取っ手が大きく、アウトドア向け
それに対し、貝印のミートプレスのつまみは少し小さめ。
頻繁にお肉をひっくり返したりするなら少し不便かもしれませんが、一般的な家庭料理では2〜3回持ち上げる程度ではないでしょうか。むしろ、つまみが邪魔にならないので収納しやすいです。
使用中はつまみも熱くなるので、ミトンやふきんを使って掴みます。(ちなみに、取っ手が大きいミートプレスも、取っ手部分は熱くなるのでミトンやふきんが必要です。)
私は、つかむ部分にゴムが付いたミトンを愛用しています。すべりにくく、布の生地とは違って汚れも染み込まないので、鍋つかみやお菓子作りにも便利。
それに、デザインがシンプルで好き。
スタンドはあったほうが良い
ミートプレスで料理をしているとき、無くて困るのが熱くなったミートプレスの置き場所。
はじめて使ったときは置き場所なんて考えていなくて、「・・あっ、これどうする?」と、つかんだミートプレス片手に途方に暮れました。
油もついていますし、どこにでも置けるわけではありません。平らなお皿に乗せるのも良いですが、ミートプレスはそれなりに重いので割れないか心配になります。
わが家で使っているのは、お玉・鍋ふたスタンド。
斜めに立てるとジャストフィットです。
ストウブやル・クルーゼなど重いフタでも倒れない頑丈なスタンドで、貝印のミートプレスもしっかり立てかけられます。
ミートプレスを乗せるだけで料理のレベルが上がる
無くても料理はできるけど、乗せておくだけで料理のランクが簡単に上がってしまうミートプレス。しかも手が空いて、料理も楽になるというオマケ付き。
わが家では、2-3日に1度くらいのペースで活躍する、優秀な道具のひとつになってくれました。
いろんな種類のミートプレスがありますが、ご家庭のキッチンで使うなら、ひょいっと扱いやすくて、お手入れも楽なものを選ぶことをおすすめします。きっと、お肉や魚、野菜・・・色んな料理で活躍してくれますよ。