普通の梅シロップも美味しいですが、実は梅以外のものを一緒につけてもおいしいのです。
今日は、スパイスやレモンと一緒に漬ける、爽やかでおいしい梅シロップの作り方をご紹介します。
通常の梅シロップと同時に漬けてみる
スパイスレモンの梅シロップって、おいしそうな気もするけれど、好みの味になるかちょと心配・・・。
という方は、通常の梅シロップとスパイスレモンの梅シロップを、同時に浸けてみるのはいかがでしょうか。
梅を1kg連れて帰ってきたら500gずつにわけて、片方は基本の作り方で、もう片方はスパイスレモンで。失敗を気にせず、あのスパイスを使ってみようか、といったように気軽に楽しめますよ。
梅シロップにおすすめのスパイス
梅シロップに漬け込むおすすめのスパイスは、シナモンスティック。シナモンが苦手でなければ、飲みやすいスパイスシロップができます。今回ご紹介するレシピでも、シナモンスティックを使っていますよ。
その他には、ホールのクローブやカルダモンを少し加えるのもおすすめです。
ご自身やご家族ののスパイス好き度に合わせて調整してください。
スパイスレモンの梅シロップの作り方を動画で見る
基本の梅シロップと、スパイスレモンの梅シロップを同時に仕込む様子を動画にまとめました。
スパイスレモンの梅シロップの作り方・レシピ
スパイスレモン梅シロップの材料
材料
- 青梅 500g
- 砂糖類(お好きな砂糖や蜂蜜) 合計500g(梅と同量)
- レモン 1個
- シナモンスティック 3本
砂糖はお好みのものをどうぞ
梅シロップづくりでは、氷砂糖がよく使われていますが、お好みの砂糖を使ってください。
氷砂糖やグラニュー糖ならスッキリとした味、ブラウンシュガー(三温糖など)ならコクがでます。
組み合わせてもOKです。
今回は蜂蜜も使っています。
レモンは防カビ不使用のものを使う
レモンを皮ごと使うので、防カビ不使用の国産のものを使います。
海外のものは防カビ剤が使われていることがほとんどのため、皮ごと使わないようにしてください。
準備
青梅を洗う
青梅を流水で優しく洗います。大きな傷がついている梅は取り除いておきます。
レモンを洗う
レモンは、塩でこすり洗いをします。
ゴシゴシこすって、流水できれいに洗い流します。
保存瓶を消毒する
ガラス瓶を用意し、熱湯かアルコールで消毒しておきます。
水気が残っているとカビの原因になるので、完全に乾かしておきます。
スパイスレモンの梅シロップの作り方
step
1青梅のアク抜きをする
青梅を水につけて、2〜3時間アク抜きします。
アク抜きしたら、水気を切っておきます。
step
2青梅のホシを取りのぞく
清潔なふきんで青梅の水気を拭き取りながら、梅のおヘソ(ホシ)を取り除きます。
竹串が折れにくくて良いですが、爪楊枝でも大丈夫です。
ザルなどにしばらく置いて、乾かします。
step
3レモンをスライスする
洗っておいたレモンの水気を拭き取り、3mmくらいの厚さにスライスします。
種は取り除いておきます。
step
4梅→砂糖の順番に重ねていく
消毒しておいた保存瓶に、梅→砂糖→梅の順番で重ねていきます。
途中で、レモンとシナモンスティックも差し込みます。
最後は砂糖でフタをしたら、仕込みは完了です!冷暗所で熟成させます。
シナモンスティックは浮いてきやすいので、底に近いところに入れるのがおすすめです。
step
51日1回瓶をゆする・空気を抜く
砂糖がとけてまんべんなく行き渡るように、1日1回瓶をゆすります。
発酵してしまうと中の空気が膨張することがあるので、フタを開けて空気を抜いてあげます。
ポイント
梅やレモンが空気に触れたままだと、傷みやすくなります。
瓶をゆするのはちょっと重いですが、斜めに傾けたりしながら、滲み出たシロップや砂糖が梅やレモンにかかるようにしてあげるとうまくいきますよ。
step
61週間〜10日で梅を取り出す
梅がシワシワになってエキスが出たら、中身を瓶から取り出します。
ザルなどで濾して、鍋にうつしたら、弱火で加熱して殺菌してください。
消毒した保存瓶に入れ替えたら、冷蔵庫で保存。スパイスレモンの梅シロップの出来上がりです!
梅シロップづくりの基本
梅シロップを作るときのポイントは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
5月末〜6月になり、青梅が野菜売り場に並ぶと、今年も梅仕事の時期がやってきたなぁと感じ ... 続きを見る
【梅シロップの作り方】基本の梅シロップの簡単レシピ
保存瓶の選びかたについてなどもご紹介していますので、よろしければ参考になさってください。